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愛を読む人 'The Reader'

2009/06/24 水曜日

「愛を読む人」を観てきました。公開前から気になっていた作品です。
映画館は久しぶりでしたが、ラッキーにも私の観た回はわずか10名程と、思いっきり感情移入することが許される空間でした。

<※ここからネタバレあり。これから観ようと思っている人、知りたくない人は飛ばして下さいね>

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舞台は1995年のベルリン。回想シーンから始まります。
1958年、21歳年の差がある主人公のハンナとマイケルの出会いから関係を深めるくだりは、正直ハンナの気持ちがあまりよく理解出来ない部分もありますが、わずか一夏のこの関係がその後の二人の人生に大きな影響を及ぼすことに。

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ある日突然マイケルの前から姿を消すハンナ。そして8年後に思いもかけず法廷という場所でハンナと再会(一方的ですが)するマイケルは、そこで彼女が命を懸けてまで守りたかった秘密、彼女の自尊心を知ることになります。
真実を伝えれば彼女への裁きは変わる、それがわかっていながら自分には彼女の意志に反することは出来ないと苦悩するマイケル。このハンナの自尊心とそれを尊重するマイケルの深い愛が痛い程伝わってきます。

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無期懲役で服役するハンナ。いつの間にか人と必要以上な距離を保つようになってしまったマイケルは結婚したもののうまくいかず離婚。いつもハンナのことが心のどこかで気になり続けているマイケルは、ある日、あの夏ハンナに聞かせたように自分の朗読を録音したテープをハンナに送り始めます。まるで二人の間で失われた時間を取り戻すかのようにそれは続き、ハンナが頑なに守り続けていた秘密のベールを少しずつはがしてゆきます。
彼女が守りたかった秘密、それは「文盲」。出会って間もなく姿を消した理由であり、被らなくてよい罪を被ってまで守りたかった秘密。ハンナは初めて自力で、いえ、マイケルの朗読に支えられながら、読み書きを学び始めるのです。

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そして、服役して20年以上経とうという頃、彼女は出所を目前にマイケルと実に30年ぶりに再会します。でも、その再会は、あの頃の二人を取り戻せるのではないか、というハンナの気持ちと、時間を埋められずに戸惑いを隠せないマイケルの間に微妙な隙間を残し、、。そのギャップを察してか(?)ハンナは自らの命を自室で断つことを選びます。

このラストは私の中でも消化しきれない部分でした。
ハンナは死ぬ必要があったのでしょうか?「死者は帰ってこない」と言い切った彼女は、自分の犯した罪はやはり自分の死をもって償わなくてはならないと思ったのか、それともマイケルがあの時手を差し伸べていたら答えは違ったのでしょうか。

36歳から66歳までのハンナを熱演したケイト・ウィンスレットは本当に素晴らしかった!意志の強さとちょっとした儚さを併せ持つ女性を見事に演じていたと思います。
実力派女優としての貫禄もついて、タイタニックの女優と同一人物には見えません。
この映画で好きなシーンは、二人で自転車に乗って郊外デートに行くところ。そして、レイフ・ファインズ演じるマイケルが、所有する図書を次から次へと録音して服役中のハンナに送り続けるシーン。熱いものがこみ上げてきて抑えきれませんでした。

一つ残念だったのは、ドイツが舞台なのに会話も出てくる本も英語というところ。
でも、英語での映画化は原作者の意向だそうです。幅広く伝えたい、観てもらいたいという気持ちがあったとか。
いずれにせよ、また観てみたいと思う作品です。
これを観た人達が恋人と互いに朗読しあうスタイルが密かにブームとか、、、?
素敵かもしれませんね。


「愛を読む人」
原題:「THE READER」
2008年アメリカ・ドイツ
124分
スティーヴン・ダルドリー監督作品
ケイト・ウィンスレット、レイフ・ファインズ主演
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